株式投資と市場研究の兜町通信   鈴田孝史

アクセスカウンタ

zoom RSS 米国が無敵の新型駆逐艦完成、アジア配備で中国けん制か

<<   作成日時 : 2015/12/10 17:09   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

「無敵の駆逐艦」「空母キラー」と呼ばれる米国の最新式駆逐艦が、12月7日、航行試験のために出航した。AP通信によると、『米海軍最大級の新型駆逐艦ズムワルト(約1万5千トン)が7日、航行試験のため東部メーン州の造船所から外洋に向けて出航した。全長は183メートルで、建造費は少なくとも44億ドル(約5400億円)に達するという。 敵のレーダーに捕捉されにくいステルス性を備えているのが特徴で、従来の軍艦とは全く異なる異様な形をしている。来年、米海軍に引き渡される予定。』

当初は、20隻の建造を計画していたが、高機能化により建造費が巨額となったため、3隻に縮小された。
中国では軍の近代化を進めるとともに、海洋覇権の強化のため上海と大連で空母を建造中で、早急に空母3巻体制を確立しようとしている。
空母戦闘群のために駆逐艦や潜水艦の建造も急いでいるが、米国がステルス型駆逐艦を建造したことで、海軍力強化の方針は再検討を余儀なくされるかもしれない。

そもそも、空母第一号となった「遼寧」は、ウクライナから購入した中古品で、建造途中で製造中止となった代物のため、中国で長期間をかけて改造されたもの。速力は遅く、実戦となれば、すぐに潜水艦の餌食となるポンコツ。しかも、ロシアが軍幹部が、鉄鋼成分の違う鋼鈑を溶接して補強、改造しているため、5年以内に傾いて使用不能になるだろうと指摘していた代物。「遼寧」は2012年に就航しているが、航海のために船員訓練などをしたため、完成したのは、それ以前となる。そのため、そろそろ寿命だと見られている。

もっとも、中国の艦船は、最新鋭のイージス艦であっても、船室に海水が流れ込み、船員がバケツや洗面器で水をかき出していた。その様子を写した写真がネット上に流れ、「これでは、戦争をする前に沈んでしまうと」と中国のネットユーザからも嘲笑される始末。韓国製の兵器も同様だが、外見だけは立派だが、発射できない自走砲や爆発しない機雷などを作っている。

中国は、米国のF35ステルス戦闘機の技術情報を盗取して、中国製ステルス戦闘機の機能強化をしようとしているが、この「ズムワルト」の模倣艦の建造は、難しいだろう。ハイレベルの技術の塊だからだ。
因みに、ズムワルドトは「ステルス機能を備えていてレーダー網に捕捉されず、しかもGPS(衛星利用測位システム)で誘導される長距離砲を30分間で600発以上撃てるという、強力な火力も有している。

 また口径155ミリの艦砲は射程が160キロあり、並みの短距離ミサイルより遠くまで敵を攻撃できる。後方の甲板ではヘリコプターと無人航空機の離着艦が可能で、エンジンの騒音を遮断することにより、対テロ作戦・奇襲攻撃などの隠密任務を遂行できる。
また艦首は、高速航行時の揺れを最小限に抑えるため、水面下の部分が前方に突き出るように設計されている(波浪貫通型船首)。」

中国は、米国に対して「接近拒否」戦略を取っているといっても、高速で走る「ズムワルト」の位置をとらえることもできないだろう。アジアに配備の予定とも言われているので、あるいは横須賀を母港とし、「航行自由作戦」に投入されるかもしれない。もっとも、中国軍に対して、そこまでやる必要はないだろうが―。

また、中国を刺激したくないオバマ政権、国務省、財界、ウォール街と国防省は意見対立しているが、政権交代となれば、国防省の強固ロンが採用されるかもしれない。すでに、南シナ海に核兵器搭載可能な大型爆撃機B52を飛行させているので、空母出港もあり得よう。
すでに燃料、兵器銃弾の海上搬送訓練も終わっているといわれている。

これまでは、横須賀や佐世保の燃料庫にタンカーが横づけし、燃料庫に搬送し、それを海軍輸送艦が補給して艦船に補給していたが、それを直接タンカーから補給艦に海上で輸送する。
それにより、補給艦が港を往復する必要がなくなり、大幅な時間短縮となる。
米軍は、何をするにしても最悪の事態を想定し、準備万端怠りがない。兵器産業も賄賂付の中国が、米軍に対抗しようなどというのは漫画的だ。


テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
米国が無敵の新型駆逐艦完成、アジア配備で中国けん制か 株式投資と市場研究の兜町通信   鈴田孝史/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる