株式投資と市場研究の兜町通信   鈴田孝史

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zoom RSS エボラ熱の拡大で関連銘柄も物色対象に

<<   作成日時 : 2014/10/08 19:30   >>

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エボラ出血熱は、西アフリカの局地的なものではなく、世界に拡散する様相を深めている。また、空気感染はしないとの“常識”も崩れようとしている。
それは、エボラ熱のウイルスが突然変異を繰り返し、ますます治療が困難となっているためだともみられる。

すでに西アフリカの現地ではなく、米国、スペイン、ノルウェーなどの医療関係者の感染が伝えられているが、感染者の治療にあたっては、防御服などを着用するはずだが、それでいて、感染しているのはなぜなのか。空気感染も起きるのではないのか、との疑問が発せられるのは、当然でもあろう。

日本人の感染者については、商社マンと思われる二人の男性が、ロシアで隔離されたとの報道もあったが、その後、続報がなく、治癒したのかどうかは不明だが、毎日新聞は「インド>エボラ出血熱疑い 日本人女性旅行者を隔離と報道」(10月7日)と報じている。

報道によれば、「女性はシンガポール、マレーシア、タイ、ミャンマーを旅行し、数日前に陸路でインド入りしたという。エボラ熱が流行している西アフリカを訪問したとの情報はない」とのこと。
 疑いはあっても、まだ感染していると決まったわけではないが、もし陽性ならば、アジアにも感染者がいるということであり、免疫性の弱い日本に蔓延する可能性がある、ということになる。

ところで、10月6日付のロイターは、「エボラ熱「上陸」確率、フランス75%・英国は50%=研究チーム」と題して、次のように報じている。
「 米大学教授らの研究チームは、エボラ出血熱の感染パターンや航空データなどを基に、エボラ熱が10月24日までにフランスに上陸する確率が75%に上るとの予想を発表した。米ノースイースタン大学のAlex Vespignani教授率いる研究チームは、10月1日現在のデータを使用して感染拡大の確率を予想。医学誌「PLoS Current Outbreaks」に研究内容を発表した。それによると、10月24日までにエボラ熱が到達する確率は、フランスが75%、英国が50%、ベルギーが40%となり、スペインとスイスは14%だった。」

また、「フランスへの航空ルートが多いことなどから同国への感染拡大の確率が特に高いという。 この数字は航空交通が100%稼働したとの想定で算出されている。現在、多くの航空会社が感染地域への運航を停止しているが、稼働率が8割減少した場合でも、フランスの感染確率は25%、英国が15%だという。

英ランカスター大学のウイルス学者、デレク・ギャザラー氏は「(エボラ熱の感染拡大が)西アフリカで続き、状況がさらに悪化すれば、航空機を通じて感染が欧州に広がることは時間の問題だ」と指摘した」

9月18日、国連の安全保障理事会はエボラ熱に対する緊急対処支援を呼びかける決議案を全会一致で可決した。その中には、感染地区への直行便の運休や国境封鎖をする国が増加しているため、感染地への支援や孤立化を防ぐために「感染地への投稿制限を解除し、航空・海運業界も運行を維持するように」と求めている。

感染地では、交通封鎖により食品などの流通が途絶え、体力減退による病気や飢えが増加し、エボラ熱だけではない死亡者が増加しているという。
しかし、現実には、米と欧州は、感染地域からの入国拒否を検討しているという。

9月30日、米疾病センター(CDC)は、米国で初の感染者が出たと発表したが、翌10月!日、デルタ航空など米国の航空会社の株価は軒並み大幅な下落に見舞われた。それは、航空会社がエボラ熱の連鎖などで負担増となる、との読みからだろう。
実際に、「米航空会社が保健当局と密に連絡、エボラ懸念で」(ロイター、10月2日)として、CDCから協力要請のあったことを認めている。

だが、西アフリカの感染地からの直行便が運航中止になろうと、中継地を経て入国する人はいるし、また、感染地からやってきたと正直に申告する人もいないだろう。入国を拒否されるのがわかっているからだ。
しかも、症状が発症するまでの潜伏期間は、最大で21日間もある。米国の例でも、米国についてから発症している。まだ、発症していない人を隔離するのは難しいし、また、それだけ検査体制の確立も難しいということでもある。

さて、いささか長くなってきたので省略する。エボラ熱問題は、世界経済にとっても重大問題となるとみて調べているので、後日、詳細に書く予定だが、今日は、スーパーにかいものにでなければならないのでーー。

なお、以上の関係から、富士フイルムだけではなく、防塵、防毒マスクの興研、空港で発熱患者を見分けるための温度感知機器(赤外線サーモグラフィー)を手掛ける日本アビオニクス、日本光熱などがすでに動意付いている。

エボラ熱騒動は、世界経済、文化に大変動をもたらすものと見ているので、今後もブログ記事をつつける予定です。



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