株式投資と市場研究の兜町通信   鈴田孝史

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zoom RSS アリババの上場延長でソフトバンクに影響か

<<   作成日時 : 2014/07/22 00:39   >>

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中国の電子商取引運営会社アリババ・グループ・ホールディングは、米国市場での新規株式公開(IPO)を9月以降に延期するとブルームバークが7月18日、関係者の話として伝えた。アリババは5月に当局に目論見書を提出し、8月の上場を目指していた。

既に3度の目論見書の修正をしている。経営の透明度が低いとの批判があるためと見られている。
6月中旬には、モルガンスタンレー元副会長、ゴールドマン・サックスの元副会長、ヤフーの共同責任者、ジェリー・ヤン氏など4人の社外取締役を起用すると発表している。これも、経営の透明度をアッピールするためだと見られている。

アリババは、急成長しているため、大型上場になると注目されているほか、ソフトバンクが大株主のため、ソフトバンクの含み益が拡大すると見られている。ソフトバンクの連結有利子負債は、3月末で9兆円超。昨年買収したスプリントは、顧客流出で赤字が続いている。それだけに、アリババの上場は、ソフトバンクの財務戦略からも重要課題。上場できなくなれば、ソフトバンクの株価にも影響を及ぼしかねない。

ただ、アリババの資金調達に江沢民元主席の孫が絡んでいる、という話が米国でも報道されている。江沢民の孫にあたる江志成氏は、江沢民氏の長男、江綿恒・元中国科学院副院長の息子で、江沢民氏にとっては初孫に当たる。1986年生まれで現在28歳。ハーバード大学経済学部を卒業後、 世界最大の大手投資銀行であるゴールドマン・サックスに入社。と言っても在社時間は短く、2010年9月、香港で博裕投資顧問を創設、 5人の共同経営者の1人となっている。
また、江沢民氏の長男、江綿恒・元中国科学院副院長は通信業界のドンでもあり、そのコネも活用してきた可能性もある。

一方、ゴールドマンやJPモルガンなどの米系の大手銀行などは、中国の高官やの子女、いわゆる「太子党」を多数採用している。「太子党」のコネを利用して中国富裕層の資金を集めるだけでなく、そのコネで有利に事業を展開している。

ウォール街と中国の富裕層、さらに「太子党」が密接な関係にあるとともに、特別な便宜を与えたりで、不公正な取引をしているのではないのかと、SECが調査に入ったため、中国案件から手を引く証券会社も出ている。

習近平主席は、綱紀粛正で江沢民派の幹部や元軍人を続々と拘束、逮捕している多ため、その観点からも、問題が発生している可能性もある。
ソフトバンクの株主や積極的な売買をしている投資家は、要注意だろう。



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